2014年9月27日土曜日

次期メインPCのパーツなのです

メインPCを更新することにしたです。
SONY VAIO Z(VPCZ1)を使い始めてから丸4年が経ち、IntelのHaswell Refresh Core iプロセッサシリーズと9シリーズチップセット搭載マザーボードが発売された5月、来年は新マシンにしたいなー、これからは(状況が許せば)コストを抑えて更新していきたいので次期メインPCはノートPCではなく自作機にしたいなー、と考えてたです。
メインPCの更新を急ぐ理由は全くなかったので、時間をかけてゆっくり考えるつもりでいたですが、円安でパーツが値上がり傾向だし、Intel 9シリーズチップセットは次世代CPUのBroadwellでも使えるわけだし、なんだか今のうちに自作するのが良いような気がしてきた.... というわけで思い切って更新することにしたです。年明けから更新に向けて動き始めても、時間と気力の問題でなかなか進まないという状況になることは4年前のVPCZ1で経験済なので、同じことを繰り返したくないという気持ちもあるです。

届いたパーツの箱を並べてみたです。







パーツの選択は、けっこう悩んだです。

まず、ケース。コロコロ買い替えるものではないと思うので、価格はあまり気にしないことにしてたです。最初はでかいサイドアクリルウインドウがあるアルミ製ATXケースが欲しいなー、と思ってたですが、部屋の「ここしかない」位置に置いてある家具やコンセント位置とかを再確認し、いろいろスペースの寸法を測って、ATXケースを置いた部屋をイメージしてみたですが、どうやってもしっくりくる形でATXケースは置けない、と判断したです。
ゲームは全くしないのでグラボは無し、HDDを大量に積むつもりもない、なのでATXケースで組んでも中はスカスカ.... だったらMini-ITXケース、というわけで、フットプリントが小さく組み易そうで高さのあるCPUクーラーも使える Lian Li PC-Q33Bを選んだです。
ケースには5インチ標準サイズのBDドライブを搭載したかったですが、光学ドライブを使う機会はあまりないので、必要になったら外付で対応するです。VPCZ1も光学ドライブは非搭載だったので外付を使ってきたし。

次は周辺機器になるですが、ディスプレイ。現メインPCのVPCZ1は13.1インチ/フルHD(1920×1080ドット)ですが、目が衰えてきているので今度はなんとしても大画面が欲しいですぅ、と思ってたです。出先では、23インチ/フルHDの PHILIPS 234E5QHSB/111を使うことが多いですが、文字サイズはスケーリングを変えなくても充分な大きさです。しかし、Windowsキー+左(右)カーソルキーで画面上に2つのウインドウを同じ大きさで並べることが多いですが、こうすると自分にとっては両ウインドウ共、縦方向だけでなく横方向も解像度が足りないです(もちろんVPCZ1もです)。安価なフルHD液晶を2台使うのはどうか、シネスコ液晶にしてはどうか、とも考えたですが、やはり27インチWQHD(2560×1440ドット)以上が欲しいです。しかし、WQHDの製品は(IPSパネルだからか?)結構高価なのでコスパはイマイチな気が.... ケース(や結果的に後述のメモリやCPUなど)でコストダウンできたので、思い切ってTNパネル採用の28インチ4K液晶にしよう、ということで ASUS PB287Qを選んだです。ASUSのディスプレイは初めて使うです。
ただ少々心配ではあります。28インチ/4K(3840×2160ドット)ということは、VPCZ1と比較すると解像度が4倍で表示面積は4倍強、ということはスケーリングを変えない限り文字サイズはVPCZ1と大差なく、目とディスプレイの距離はVPCZ1使用時よりやや遠くなる、よーな気がする.... これは実際に使ってから対応を考えるです。
USB HUB機能を持っていてほしかったですが、高さを調整できるのは嬉しいです。ちなみに前述の234E5QHSB/111は、ERGOTRONのモニタアームにマウントされていて、高さも向きも前後も自由自在、とっても助かってるです。

ケースとディスプレイが決まると、マザーボードは比較的あっさり決定なのです。Mini-ITXケース、グラボ無しなので4Kディスプレイをリフレッシュレート60Hzで使うためにマザーボードのI/OポートにはDisplayPort 1.2が必要、さらにクロック倍率の上方変更が可能なCPUを今回は使うつもりが無いのでIntel H97チップセットで充分、この時点で候補がかなり絞られるですが、SATAポートなどのコネクタ位置やUEFIの評価などを考慮して ASUS H97I-PLUSを選んだです。
メモリが128MBとか256MBしか載っていないXPノートとか、メモリ1GBで重いセキュリティ対策ソフトが追加インストールされたVistaマシンとかを出先で長期間使ってきた過去を思い返すと、8GBメモリを4枚挿したくなるですが.... 32GBメモリは諦めることにするです。もっとも、Mini-ITXケースを選んだ時点で諦めてましたけど。

そのメモリは、TeamのPC3-12800(DDR3-1600) 8GBの2枚セット、計16GB。価格優先で選んだですが、個人的にはヒートスプレッダ付きよりチップ剥き出しの方が好きなのです。単に見た目の問題なのですが。

CPUですが、VPCZ1は2コア4スレッドのCore i7-620Mなので、今度は物理4コアが欲しいです。最初は4コア8スレッドのCore i7にするですぅ、と思ってたですが、4コア4スレッドのCore i5の中位モデルとの価格差は無視できないです。スレッド数だけでなく動作クロックやキャッシュ容量、その他いろいろCore i7の方が上なのはよくわかってるですが、強力なスペックのCPUが必要というわけではないし、次世代CPUのリリースが予告されているような状況で高価な上位モデルを買ってもな、充分以上の性能を持つものの中からコスト優先で選んでも普段使いでは何も不満は無いはずだよね、と考えて Intel Core i5-4590Sを選んだです。4コア4スレッド、4コアでの最大クロックは3.3GHzと充分、低電圧モデルだからか内蔵GPUの最大クロックは上位モデルよりは低めではあるけどHD Graphics 4600だし。
CPUクーラーは、静音性と冷却能力の評価と価格で SCYTHE「虎徹」を選んだです。大きさも問題ないはずです。
なお、CPUにグリスを塗る作業に自信がないので、今回は親和産業の熱伝導シートを使うです。

そして、電源。構成を考えると、出力が大きめのACアダプタ電源でいける気がする、と思ったですが、アダプタ本体が邪魔だし、EPS12V 8ピンを持つ製品がほとんどなくて電力の供給能力が高い強力なアダプタを使わないと厳しいからなのかもなーなどと考えて、構成に見合わない大きさの定格出力だとは思ったですが、80PLUS Platinum 500Wの玄人志向 KRPW-N500W92+を選んだです。プラグインではないですが、奥行きが短くフラットケーブルなので、無理なく組み込めそうな気がするです。

SSDは、まだ1度もSATA 6Gbps環境で使ったことがない Crucial RealSSD C300をVPCZ1から取り外して使ってみるですが、状態が悪いことが判明した場合は、きっぱり諦めて交換するです。

OSは Windows 8.1 Pro 64bitにするです。
んじゃあ、組み始めますか。

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