2011年8月26日金曜日

RAMディスクを試してみるです

実験機のGateway EC19C-N52C/Sにはメモリを8GB載っけてるですが、今のところ余裕あり過ぎ。先日、SSDをポチってしまったこともあって、RAMディスクを試してみることにしたです。以前、東芝dynabook SS 1610(Windows XP Pro 32bit)のHDDをTranscend TS32GSSD25-Mに換装して持ち歩いていた頃もRAMディスクを使ってたです(ソフトの名称は失念したです)。メモリは768MBしか積んでなかったですが。
さて、64bit版Windows 7をサポートしてて、誰でも入手可能で、1GBを超える領域を作成可能で、インストールや設定があまり面倒ではないRAMディスクソフトを調べたですが、この4つを満たすものはどうもあまりないっぽい。大容量メモリを扱える64bit版Windowsを採用したパソコンが多くなり、HDDと違って書き換え回数に限界があるSSDを搭載したモバイルノートが増え、今はメモリが驚くほど安いので、RAMディスク利用者はますます増えそうな気がするです。

RAMディスクを使ってみる前に、Piriform Speccyでメモリを確認。Core i5 430UMの対応メモリチップはDDR3-800、デュアルチャネルアクセスなので帯域は12.8GB/sのはず。ふと、芳しくなかったWindows エクスペリエンス インデックスのメモリのスコアが頭をよぎるです。


で、試したのは、「BUFFALO RAMDISK ユーティリティー Ver.3.0.0.0」と「Dataram RAMDisk V3.5.130R18」。1100MB程のRAMディスクを作成して、定番のCrystalDiskMark 3.0.1bで速度を計測、テストデータはデフォルト(ランダム)、データサイズは1000MB、計測回数は5回。なお、OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bit。
まずは、BUFFALOから。

1120MBのRAMディスクを作成。ドライブレターを指定可能だけど、フォーマットを指定するところは無い。






FAT32でフォーマットされた。










  BUFFALOの計測結果。










次に「BUFFALO RAMDISK ユーティリティー」をアンインストールして、今度は「Dataram RAMDisk」をインストール。

BUFFALOと同じ容量でFAT32を指定。こちらは、ドライブレターを指定するところが無い。が、ドライブレターを決めたり、FAT32ではなくUnformattedを指定しておいてNTFSでフォーマットするってのは、Windowsの「ディスクの管理」で可能、らしい。
RAMディスクを作成後、"Save Disk Image Now"をクリックしてイメージをHDDに保存、このイメージをブート時にメモリに置くよう"Load Disk Image at Startup"にチェックを入れる。



FAT32で作成されている。ディスクラベルは無い。









  Dataramの計測結果。










実験機では、Dataramの方が速かった。これを使って、RAMディスクをブラウザのキャッシュなど一時ファイル置き場にするです。