2016年8月1日月曜日

Windows 10にアップグレードしたです:設定編

Windows 10のクリーンインストールですが、Media Creation Toolを使って作成したUSBメモリを使ったです。システムディスクがNVM Expressということで、インストール前にUEFIを少し弄る必要があるのかもと思ったですが、何もしなくて大丈夫だったです。インストール自体は、Windows 8/8.1と特に変わったところはなかったみたいです。インストール直後のセットアップですが、位置情報などマイクロソフトに情報を送信する設定はすべてオフにしたです。


 左がインストール直後のディスク使用量、右がドライバとセキュリティ対策ソフトをインストールしてWindows Updateを適用した後のディスク使用量。





ここからは自己流の設定をしていくです。基本的に、設定の確認、個人的に余計な設定と思えるものを無効にして若干だけど軽量化する、ディスク書き込みの機会を減らす、個人的にはゴミとしか思えないものを消してディスク使用量を減らす、といったことを目的にした作業になるです。ただ、これを徹底的にやるのは面倒だし、環境によっては何か問題が起きてしまうこともありそうな気がるので、ほどほどにしておくのです。

 「システムのプロパティ」の「リモート」で、リモートアシスタンス接続を許可しないようにするです。今まで使ったことがないので。左が初期設定、右が設定変更後。
 「システムのプロパティ」の「システムの保護」で、復元を無効化するです。復元するほどのダメージを受けてる場合は、クリーンインストールするので。確認するとデフォルトで無効化されていたです。
 「システムのプロパティ」の「詳細設定」で、設定を変更するです。
 左が「起動と回復」の初期設定、右が設定変更後。修復オプションはいちおう表示させたいし、自動的に再起動するとエラーの表示が見れないダンプファイルの書き込みは拒否したいのです。
 左が「パフォーマンス」の「視覚効果」の初期設定、右が設定変更後。"スクリーンフォントの縁を滑らかにする"だけにチェックを入れるです。アニメーションやスライドして表示させるより、いきなりポンッと表示されるが体感レスポンス的に良くて嬉しいので。
 「パフォーマンス」の「詳細設定」の初期設定。ページングファイルのサイズがシステム管理サイズになっているです。
 メモリは16GB積んでいて、これが不足するようなケースは自分の使い方ではちょっと考えられないので、"ページングファイルなし"に設定するです。
 「システムのプロパティ」の「ハードウェア」で、デバイスマネージャのボタンをクリックするです。
 いちおう不明なデバイスがないか、確認するです。
 「システムのプロパティ」の「コンピューター名」で、コンピュータ名を変更するです。

 「システムのプロパティ」での設定変更は以上なのです。
 次は「フォルダオプション」。「プライバシー」の項は全てチェックを外して、「消去」ボタンをクリックするです。履歴を溜め込むような設定は要らないのです。
 「フォルダオプション」の「表示」でも設定できるですが、エクスプローラーを開いて「表示」をクリックする方が早くて簡単かも。上が初期設定で、下が設定変更後ですが、"ファイル名拡張子"と"隠しファイル"にチェックを入れるです。拡張子が表示されないと落ち着かない(UNIX/Linuxを使って育ったから?)し、プロファイル直下のAppData内を弄ることもちょくちょくあるので、隠しファイルが見えないと面倒なのです。

 各ドライブの「プロパティ」の「全般」を開いて、一番下にある「~インデックスを付ける」のチェックを外して、「適用」ボタンをクリックするです。ファイルの整理はきっちりできているので、ファイルを探す機会など無いのです。
 「変更をドライブ、サブフォルダーおよびファイルに適用する」のラジオボタンをオンにして、「OK」ボタンをクリックするです。このあと、エラーダイアログが表示されたら、「すべて無視」をクリックするです。
 
そしてWindows Searchサービスを停止させ、インデックス情報を消すです。説明と手順はこちらなのですが、Windows 8.1を使っていたときにバッチファイルを作っていたので、これを管理者権限で実行するです。

sc.exe  getkeyname  "Windows Search"
sc.exe  config  "WSearch"  start=disabled
sc.exe  stop  "WSearch"
cd  C:\ProgramData\Microsoft\Search\Data\Applications\Windows
del  /P  /F  *.edb
del  /P  /F  edb*.*
rd  /s  Config
rd  /s  GatherLogs
rd  /s  Projects


 次は「電源オプション」なのです。デフォルトは個人的にはあまり都合が良くないので変更するです。




その前に休止状態を無効化するです。説明と手順はこちらなのです。次のコマンドを管理者権限で実行するです。

powercfg.exe  /hibernate  off
powercfg.exe  /availablesleepstates


 左が上記コマンドの実行前、右が実行後なのです。ハイブリッドスリープと休止状態が無効になるです。
 左側にある「電源プランの作成」をクリックして、自分に都合の良い電源プランを作るです。
 ここまでの設定で、ディスク使用量を10GB減らせたです。
 Cドライブの「プロパティ」の「ツール」を開いて、「最適化」ボタンをクリックするです。
 システムドライブがSSDとして認識されているか、最適化がスケジュールされているか、確認するです。






Trimが有効になっているか、確認するです。説明と手順はこちらなのです。次のコマンドを実行して「DisableDeleteNotify = 0」が表示されることを確認するです。

 fsutil behavior query DisableDeleteNotify

 不要ファイルをごっそり消すです。各ドライブの「プロパティ」で「ディスクのクリーンアップ」をクリックするです。そして、ウインドウ下にある「システムファイルのクリーンアップ」をクリックするです。

 全てチェックを入れて「OK」ボタンをクリックするです。
 この後、PiriForm CCleanerでファイルとレジストリを掃除した後のディスク使用量。12GB以上減ったです。









後はインターネットオプションの設定変更とフォントの変更なのです。後者は、「Windows10 フォントが汚いので一発変更!」というフリーソフトを使うと良いです。ただ、Windows 10の標準フォントのYu Gothic UIは、23"~24"以下のフルHD液晶でDotByDotではホントに汚くて呆れたですが、28"の4K液晶でテキストサイズを150%になっている我家では酷く汚いとも言えない感じなのです。まぁこれはお好みでどうぞなのです。

 実はまだまだ設定変更した方が良いと思うところはあるです。特に「設定」の中にある「プライバシー」内の各設定しっかり確認して、適宜変更するです。

 


ちなみに、外出専用機もWindows 10にアップグレードしたのですが、異様に重くて焦ったです。外出専用機はMicrosoft アカウントでログインして設定を進めていたのですが、重い原因はどうやらOneDriveのせいだったようで、OneDriveを停止させるとサクサクになったです。


なぜかMozilla Thunderbirdだけタイトルバー部分が水色になるです。テーマをインストールして使うと水色にはならなくなったのです。

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