さあて、やりますか。外出専用機のGateway EC19C-N52CのOSをWindows 7 Home Premium 64bitからWindows 8 Pro 64bitにアップグレードするです。
パッケージの柄は5種類もあるらしい。中身は、32bit版と64bit版のメディア、プロダクトキーが記載されている鍵マークの紙は、箱の内側のポケットに入っていた。
外出専用機は、HDDをSSD(HANA Micron Forte K2 HMSM064G-20)に換装してるです。Parted MagicでSecure Eraseを実行した後、リカバリDVDを使ってWindows 7 Home Premium 64bitを再インストール、そしてWindows 8 Pro 64bitのメディアを使ってアップグレード。再インストール直後だし、移行したいファイルもソフトも無いので、引き継ぐ項目には「何も引き継がない」を選択したです。
できたです。アップグレードということで、それなりに時間はかかるですが、特に迷うところはないです。Microsoftアカウントを入力するか、ローカルアカウントにするか、で少し迷ったですが。
デバイスマネージャを見ると、いちおう不明なデバイスは無かった。Windows 8の標準ドライバで動いているものもあるはずだけど、無線LAN接続も問題なくできている。
「プログラムと機能」を見ると、表示されたのはこれだけ。
「ディスクのクリーンアップ」を使って、Cドライブ直下にできたWindows.oldフォルダを含め、不要ファイルを削除して、ディスクの使用量を確認。約20GB使われていた。
Windows 7 Home Premium 64bitのときのWindows エクスペリエンス インデックスのスコア。スコアをとる前に、Defragglerで「空き領域のデフラグ」を実行したです。
アップグレードしてWindows Updateを実施した後のWindows 8 Pro 64bitのWindows エクスペリエンス インデックスのスコア。
おっと、RAMディスクのインストールと設定を忘れたです...
ま、明日からぼちぼち使ってみるです。
2012年11月4日日曜日
2012年11月1日木曜日
Windows To Goを試したです
Windows 8、10月26日に発売、でしたね... 翌27日にはWindows 8 Pro アップグレード版を入手してたですが、その直後に風邪で発熱して寝込んでしまったので、まだ外箱しか見てないです。
Windows 8 Release Preview 64bit(とOffice Professional Plus 2013 Preview)は、SSDから元のHDDに戻した外出専用機のGateway EC19C-N52Cにインストールしてたです。実際に使っていたのは、ほとんどDebian GNU/LinuxやCrunchbang Linuxでしたけど(無線LANでハマってたし)。
Windows 8 Release Previewを使ってみて、まず最初に困ったのは、「起動時にBIOS設定に入れない。LinuxがインストールされているUSBメモリを挿しているのに、内蔵HDDのWindows 8がブートしてしまう」ということでした。
Hybrid Boot(高速スタートアップ)を無効にすれば良かったのね...
コントロールパネル>ハードウェアとサウンド(またはシステムとセキュリティ)>電源オプション>(左ペインにある)スリープ解除時のパスワード保護>現在利用可能ではない設定を変更します>(下の方にある)高速スタートアップを有効にする、のチェックを外す。
実際には、
shutdown /s /f /t 0
を実行するバッチファイルを作ってデスクトップに置いて、これをクリックしてシャットダウンさせてました...
Microsoft Security Essentialsがインストールできないことにも焦ったです。
マルウェア対策はWindows Defenderに統合されているのでした。定時スキャンって無いのね...
タスクスケジューラで
MpCmdRun.exe -SignatureUpdate
MpCmdRun.exe -Scan 2
を実行してはどうかとか考えたですが、結局、手動でスキャンしてたです。
さて、ぜひ試してみたかったのが、Windows To Goです。Windows 8をUSB接続のドライブにインストールして持ち歩ける、USBブートできるパソコンであれば、パソコンが異なってもドライバの問題を解決してWindows 8を使える、というなかなか遊べそうな機能だと思ったです。が、製品版のWindows 8では、Enterpriseの使用権利を持つユーザしか使えず、しかもUSB接続のドライブは、ローカルディスクとして認識されるものが必要、ということで、利用できるユーザとUSB機器がかなり限定されてるみたいです。とにかく試しておきたいので、実験機のGateway EC19C-N52CのWindows 7で作業するです。
とは言うものの、問題はメディアです。容量だけでなく速度も必要ですが、USB3.0対応機器は持ってないし、そもそもEC19C-N52CにはUSB3.0のポートは無いです。少し悩んだですが、余っていたPATAの64GB SSDをUSB2.0接続の外付HDDケースに入れてやってみたです。
Transcend TS64GSSD25-MをUSB2.0接続のHDDケースに入れて、CrystalDiskMark 3.0.1cで計測した結果。テストデータはランダム。
実は、遊び半分(?)で、32GBのClass 10 SDHCカードでWindows To Goをやってみたですが、Windows 8 Release Preview 64bitだと作業領域が足りないのか、実験機のWindows 7では後述のimagexコマンドの実行でエラーが出て失敗したし、32bit版ではなんとかできたけど、すごい遅くて使えなかったです。
製品版のEnterpriseでは、専用ツールで作成できるらしいです。今回の作業手順は、こちらを参考にさせていただいたです。
実験機はCドライブしかないので、Cドライブ直下にWin8RPフォルダを作成、ここにWindows 8 Release Preview 64bitとWindows AIKのISOファイルを置いたです。さらに、ここにtmpフォルダも作成しておくです。
まず、WinCDEmuのポータブル版を使って、Windows 8 Release Preview 64bitのISOファイルをマウント、エクスプローラでsourcesフォルダを開いて、install.wimをC:\Win8RPフォルダにコピーしたです。
続いて、Windows AIKのISOファイルもWinCDEmuのポータブル版でマウント、コマンドプロンプトを開いて、Windows AIKがマウントされたドライブに移動し、
maiexec /a wAIKAMD64.msi targetdir="C:\Win8RP\tmp" /qn
を実行(コマンド自体はすぐに終了するですが、C:\Win8RP\tmpフォルダへの展開は少し時間がかかる)したです。目的のimagex.exeがC:\Win8RP\tmp\Tools\amd64フォルダにあるので、これをエクスプローラでC:\Win8RPフォルダにコピーしたです。
これで必要なファイルの用意は完了。SSDを入れたHDDケースを実験機に接続して、コマンドプロンプトを「管理者として実行」で開いて、diskpartコマンドを実行するです。
C:\Windows\system32> diskpart
DISKPART> list disk
ディスク ### 状態 サイズ 空き ダイナミック GPT
------------ ------------- ------- ------- --- ---
ディスク 0 オンライン 298 GB 0 B
ディスク 1 オンライン 59 GB 59 GB
DISKPART> select disk 1
DISKPART> clean
DISKPART> create partition primary
DISKPART> list par
Partition ### Type Size Offset
------------- ------------------ ------- -------
* Partition 1 プライマリ 59 GB 1024 KB
DISKPART> active
DISKPART> format fs=ntfs label="WinToGo"
DISKPART> assign
DISKPART> list vol
Volume ### Ltr Label Fs Type Size Status Info
---------- --- ----------- ---- ---------- ------- --------- --------
Volume 0 SYSTEM RESE NTFS Partition 100 MB 正常 システム
Volume 1 C Gateway NTFS Partition 285 GB 正常 ブート
Volume 2 PQSERVICE NTFS Partition 12 GB 正常 非表示
* Volume 3 D WinToGo NTFS Partition 59 GB 正常
DISKPART> exit
Dドライブの"WinToGo"は、Partitionと表示されたです(SDHCカードでは、リムーバブルディスクと表示された)。続いて、imagexを実行するです。
C:\Windows\system32> cd \
C:\> cd Win8RP
C:\Win8RP> imagex /apply install.wim 1 d:\
:
Total elapsed time: 34 min 11 sec
最後に、コマンドプロンプトでbcdbootを実行するです。
C:\Win8RP> bcdboot d:\Windows /s d:
では、HDDを取り外して、USB2.0接続のSSDからブート 、設定を済ませてパフォーマンスを確認するです。
こちらは、外出専用機のEC19C-N52C(メモリは4GB)のHDDにインストールしたWindows 8 Release Preview 64bitのWindows エクスペリエンス インデックスのスコア。

こちらが、実験機のEC19C-N52C(メモリは8GB)でのWindows To Goのエクスペリエンス インデックスのスコア。
くたびれた旧式のSSDをUSB2.0接続のHDDケースに入れてWindows To Goを試してみたわけですが、体感としては、軽い処理ならなんとか、USB3.0接続の環境であればたぶんそれなりに使えるのかも、とか思ったです。
Windows 8 Release Preview 64bit(とOffice Professional Plus 2013 Preview)は、SSDから元のHDDに戻した外出専用機のGateway EC19C-N52Cにインストールしてたです。実際に使っていたのは、ほとんどDebian GNU/LinuxやCrunchbang Linuxでしたけど(無線LANでハマってたし)。
Windows 8 Release Previewを使ってみて、まず最初に困ったのは、「起動時にBIOS設定に入れない。LinuxがインストールされているUSBメモリを挿しているのに、内蔵HDDのWindows 8がブートしてしまう」ということでした。
Hybrid Boot(高速スタートアップ)を無効にすれば良かったのね...
コントロールパネル>ハードウェアとサウンド(またはシステムとセキュリティ)>電源オプション>(左ペインにある)スリープ解除時のパスワード保護>現在利用可能ではない設定を変更します>(下の方にある)高速スタートアップを有効にする、のチェックを外す。
実際には、
shutdown /s /f /t 0
を実行するバッチファイルを作ってデスクトップに置いて、これをクリックしてシャットダウンさせてました...
Microsoft Security Essentialsがインストールできないことにも焦ったです。
マルウェア対策はWindows Defenderに統合されているのでした。定時スキャンって無いのね...
タスクスケジューラで
MpCmdRun.exe -SignatureUpdate
MpCmdRun.exe -Scan 2
を実行してはどうかとか考えたですが、結局、手動でスキャンしてたです。
さて、ぜひ試してみたかったのが、Windows To Goです。Windows 8をUSB接続のドライブにインストールして持ち歩ける、USBブートできるパソコンであれば、パソコンが異なってもドライバの問題を解決してWindows 8を使える、というなかなか遊べそうな機能だと思ったです。が、製品版のWindows 8では、Enterpriseの使用権利を持つユーザしか使えず、しかもUSB接続のドライブは、ローカルディスクとして認識されるものが必要、ということで、利用できるユーザとUSB機器がかなり限定されてるみたいです。とにかく試しておきたいので、実験機のGateway EC19C-N52CのWindows 7で作業するです。
とは言うものの、問題はメディアです。容量だけでなく速度も必要ですが、USB3.0対応機器は持ってないし、そもそもEC19C-N52CにはUSB3.0のポートは無いです。少し悩んだですが、余っていたPATAの64GB SSDをUSB2.0接続の外付HDDケースに入れてやってみたです。
Transcend TS64GSSD25-MをUSB2.0接続のHDDケースに入れて、CrystalDiskMark 3.0.1cで計測した結果。テストデータはランダム。
実は、遊び半分(?)で、32GBのClass 10 SDHCカードでWindows To Goをやってみたですが、Windows 8 Release Preview 64bitだと作業領域が足りないのか、実験機のWindows 7では後述のimagexコマンドの実行でエラーが出て失敗したし、32bit版ではなんとかできたけど、すごい遅くて使えなかったです。
製品版のEnterpriseでは、専用ツールで作成できるらしいです。今回の作業手順は、こちらを参考にさせていただいたです。
実験機はCドライブしかないので、Cドライブ直下にWin8RPフォルダを作成、ここにWindows 8 Release Preview 64bitとWindows AIKのISOファイルを置いたです。さらに、ここにtmpフォルダも作成しておくです。
まず、WinCDEmuのポータブル版を使って、Windows 8 Release Preview 64bitのISOファイルをマウント、エクスプローラでsourcesフォルダを開いて、install.wimをC:\Win8RPフォルダにコピーしたです。
続いて、Windows AIKのISOファイルもWinCDEmuのポータブル版でマウント、コマンドプロンプトを開いて、Windows AIKがマウントされたドライブに移動し、
maiexec /a wAIKAMD64.msi targetdir="C:\Win8RP\tmp" /qn
を実行(コマンド自体はすぐに終了するですが、C:\Win8RP\tmpフォルダへの展開は少し時間がかかる)したです。目的のimagex.exeがC:\Win8RP\tmp\Tools\amd64フォルダにあるので、これをエクスプローラでC:\Win8RPフォルダにコピーしたです。
これで必要なファイルの用意は完了。SSDを入れたHDDケースを実験機に接続して、コマンドプロンプトを「管理者として実行」で開いて、diskpartコマンドを実行するです。
C:\Windows\system32> diskpart
DISKPART> list disk
ディスク ### 状態 サイズ 空き ダイナミック GPT
------------ ------------- ------- ------- --- ---
ディスク 0 オンライン 298 GB 0 B
ディスク 1 オンライン 59 GB 59 GB
DISKPART> select disk 1
DISKPART> clean
DISKPART> create partition primary
DISKPART> list par
Partition ### Type Size Offset
------------- ------------------ ------- -------
* Partition 1 プライマリ 59 GB 1024 KB
DISKPART> active
DISKPART> format fs=ntfs label="WinToGo"
DISKPART> assign
DISKPART> list vol
Volume ### Ltr Label Fs Type Size Status Info
---------- --- ----------- ---- ---------- ------- --------- --------
Volume 0 SYSTEM RESE NTFS Partition 100 MB 正常 システム
Volume 1 C Gateway NTFS Partition 285 GB 正常 ブート
Volume 2 PQSERVICE NTFS Partition 12 GB 正常 非表示
* Volume 3 D WinToGo NTFS Partition 59 GB 正常
DISKPART> exit
Dドライブの"WinToGo"は、Partitionと表示されたです(SDHCカードでは、リムーバブルディスクと表示された)。続いて、imagexを実行するです。
C:\Windows\system32> cd \
C:\> cd Win8RP
C:\Win8RP> imagex /apply install.wim 1 d:\
:
Total elapsed time: 34 min 11 sec
最後に、コマンドプロンプトでbcdbootを実行するです。
C:\Win8RP> bcdboot d:\Windows /s d:
では、HDDを取り外して、USB2.0接続のSSDからブート 、設定を済ませてパフォーマンスを確認するです。
こちらは、外出専用機のEC19C-N52C(メモリは4GB)のHDDにインストールしたWindows 8 Release Preview 64bitのWindows エクスペリエンス インデックスのスコア。

こちらが、実験機のEC19C-N52C(メモリは8GB)でのWindows To Goのエクスペリエンス インデックスのスコア。
くたびれた旧式のSSDをUSB2.0接続のHDDケースに入れてWindows To Goを試してみたわけですが、体感としては、軽い処理ならなんとか、USB3.0接続の環境であればたぶんそれなりに使えるのかも、とか思ったです。
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