さて、64bit版Windows 7をサポートしてて、誰でも入手可能で、1GBを超える領域を作成可能で、インストールや設定があまり面倒ではないRAMディスクソフトを調べたですが、この4つを満たすものはどうもあまりないっぽい。大容量メモリを扱える64bit版Windowsを採用したパソコンが多くなり、HDDと違って書き換え回数に限界があるSSDを搭載したモバイルノートが増え、今はメモリが驚くほど安いので、RAMディスク利用者はますます増えそうな気がするです。

で、試したのは、「BUFFALO RAMDISK ユーティリティー Ver.3.0.0.0」と「Dataram RAMDisk V3.5.130R18」。1100MB程のRAMディスクを作成して、定番のCrystalDiskMark 3.0.1bで速度を計測、テストデータはデフォルト(ランダム)、データサイズは1000MB、計測回数は5回。なお、OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bit。
まずは、BUFFALOから。



次に「BUFFALO RAMDISK ユーティリティー」をアンインストールして、今度は「Dataram RAMDisk」をインストール。

RAMディスクを作成後、"Save Disk Image Now"をクリックしてイメージをHDDに保存、このイメージをブート時にメモリに置くよう"Load Disk Image at Startup"にチェックを入れる。


実験機では、Dataramの方が速かった。これを使って、RAMディスクをブラウザのキャッシュなど一時ファイル置き場にするです。